4.5.09

日本の伝統色 【利休】

日本には、微妙な色合いの違いを区別する日本人の繊細な色彩感覚を反映した、多彩な色の名称があります。

今日は【利休】について取り上げたいと思います。

現代の西洋化された日常生活を送っていれば、あまり耳にすることのない色彩名だと思います。利休というのはもちろん千利休さんのことです。千利休??色??と少し不思議な感じがします。色の名称は、通常、動植物の色や自然界の色になぞらえて付けられている場合が多いのに、人物から取った色名というのは面白いと思います。人物の色ってどんな色?と思ってしまいますが、利休さんといえばお茶ですね?
というわけで緑系の色のひとつです。緑と黄と茶と鼠の混ざったような、深く落ち着いた渋い色味です。
薄く白っぽい利休色は【利休白茶】。青みが少なめの利休色は【利休茶】と呼ばれます。うっすら緑みを含んだ鼠色に【利休鼠】というのもあります。
また、「休」の字の代わりに「久」の字が用いられることもあります。

<利休色を取り入れた風呂敷>

背景地が利休色です。

■日本製高級風呂敷■はいからもだん友仙ふろしき[二巾]■万華鏡(利休)■
はいからもだん友仙ふろしき[二巾]
万華鏡(利休)

箱なし 1,500円   箱入り 2,000円



■日本製高級風呂敷■はいからもだん友仙ふろしき[二巾]■流水花音(利久)■
はいからもだん友仙ふろしき[二巾]
流水花音(利久)

箱なし 1,500円   箱入り 2,000円

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